日産エクストレイル T33 タイヤサイズ互換の完全ガイド

こんにちは。カーレビューラボ、運営者の「uzura」です。

日産エクストレイル T33のタイヤサイズや互換性について調べていませんか？新型エクストレイルT33は2022年にフルモデルチェンジされ、従来のT32系から大きく変わったんですよ。グレードによってタイヤサイズが異なり、どのサイズが自分の車に適合するのか分からない方も多いでしょう。また、インチアップやインチダウンを考えている場合、互換性のあるサイズを知ることが重要になります。適正なタイヤサイズ選択は安全運転に直結するため、しっかりとした知識が必要です。

この記事では、エクストレイルT33の標準装着タイヤサイズから互換適合サイズ、さらにはホイールのPCDやインセット情報まで詳しく解説します。スタッドレスタイヤ選びやタイヤ交換時の注意点も含めて、あなたのタイヤ選びをサポートしますよ。

T33系エクストレイルのグレード別タイヤサイズ一覧
インチアップ・インチダウン時の互換適合サイズ
ホイールのPCD・インセット・空気圧の詳細情報
スタッドレスタイヤ選びとタイヤ交換のポイント

日産エクストレイル T33型のタイヤサイズと互換性
エクストレイル T33のタイヤ交換で知っておくべきポイント

日産エクストレイル T33型のタイヤサイズと互換性

2022年のフルモデルチェンジで登場したT33系エクストレイルは、前世代のT32系と比べてタイヤサイズが大幅に変更されました。現行モデルでは18インチから20インチまでの設定があり、グレードによって標準装着サイズが決まっています。

エクストレイル T33のグレード別タイヤサイズ一覧

T33系エクストレイルのタイヤサイズは、以下のようにグレードごとに設定されています。

標準設定タイヤサイズ

・S/X/S e-4ORCE/X e-4ORCE：235/60R18 103H
・G/G e-4ORCE：235/55R19 101V
・AUTECH系：255/45R20 101V
・ROCK CREEK e-4ORCE：235/55R19 101V
・NISMO系：255/45R20 105W XL

特に注目すべきは、従来のT32系が225/65R17を基本サイズとしていたのに対し、T33系では最小でも235/60R18となっている点です。これにより、より迫力のある外観と運動性能を実現しているんですよ。

標準装着とオプション装着の違いについて

エクストレイルT33では、一部グレードでオプション装着のタイヤサイズが選択可能です。例えば、XグレードとX e-4ORCEでは標準の18インチに加えて、メーカーオプションとして19インチの235/55R19を選ぶことができます。

オプション装着を選択する際は、車両価格への影響だけでなく、燃費性能や乗り心地、タイヤ交換時の費用なども考慮する必要があります。19インチの方がスポーティな外観になりますが、18インチの方が一般的にタイヤ価格が安く、乗り心地も良好な傾向にあります。

インチアップ可能な互換適合サイズの詳細

T33エクストレイルでは、純正サイズから1～2インチのインチアップが可能です。ただし、タイヤ外径を大きく変えすぎるとメーター誤差や干渉の問題が生じるため、適切なサイズ選択が重要になります。

インチアップ時の適合サイズ例（235/60R18基準）

・19インチ：235/55R19、245/50R19、255/50R19
・20インチ：235/50R20、245/45R20、255/45R20
・21インチ：235/45R21、245/40R21、265/40R21

インチアップする際は、タイヤ外径の変化率を±3%以内に抑えることが推奨されます。これにより、スピードメーターの誤差を最小限に抑え、ブレーキやサスペンションへの影響も軽減できるんですね。

ホイールサイズとPCD・インセットの基本知識

T33エクストレイルのホイール仕様を理解することは、タイヤ選択において非常に重要です。基本的なホイール仕様は以下の通りです。

サイズ	リム幅	PCD	インセット	ハブ径
18インチ	7.5J	114.3mm	+40mm	66mm
19インチ	7.5J	114.3mm	+40mm	66mm
20インチ	8.0J	114.3mm	+45mm	66mm

PCD（ピッチサークルダイアメーター）は114.3mmで統一されており、これは多くの日産車で採用されている数値です。ホイール交換時は、このPCDが一致していることが必須条件となります。

ブレーキキャリパークリアランスの注意点

T33エクストレイルでは、ブレーキキャリパーのサイズが従来より大きくなっているため、インチダウン時には特に注意が必要です。17インチ以下のホイールでは、ブレーキキャリパーとの干渉が発生する可能性が高いんですよ。

インチダウン時の注意点

・17インチ：一部のホイールでブレーキキャリパーに干渉する可能性あり
・16インチ以下：ほぼ装着不可能
・事前にホイールメーカーへの適合確認が必要

スタッドレスタイヤ用に17インチホイールを検討している場合は、必ずブレーキキャリパークリアランスを確認してから購入することをおすすめします。

エクストレイル T33のタイヤ交換で知っておくべきポイント

T33エクストレイルのタイヤ交換を行う際には、いくつかの重要なポイントがあります。適切なサイズ選択から空気圧管理まで、安全で快適なドライブを実現するための知識を身につけましょう。

スタッドレスタイヤ選びのサイズ選択

冬季のスタッドレスタイヤ選択では、純正サイズまたは1サイズダウンが一般的です。T33エクストレイルの場合、以下のサイズが推奨されます。

純正18インチ（235/60R18）を装着している場合、スタッドレス用として同サイズの235/60R18を選ぶのが最も確実です。ただし、コスト面や乗り心地を重視する場合は、225/65R17へのインチダウンも検討できますが、前述のブレーキキャリパークリアランスの問題があるため注意が必要なんですね。

スタッドレスタイヤの推奨サイズ

・235/60R18装着車：235/60R18（同サイズ推奨）
・235/55R19装着車：235/55R19 または 235/60R18
・255/45R20装着車：255/45R20 または 235/55R19

スタッドレスタイヤの性能を最大限に引き出すためには、適正な空気圧管理と定期的なローテーションが重要です。特にSUVの場合、重量があるため空気圧の管理には十分注意しましょう。

インチダウンする際の適正サイズの見極め方

インチダウンを行う際は、タイヤ外径を純正とできるだけ近づけることが重要です。外径が大きく変わると、スピードメーターの誤差や燃費への影響、さらには車両の挙動変化が生じる可能性があります。

例えば、純正235/55R19（外径約741mm）から235/60R18（外径約739mm）へのインチダウンは、外径差がわずか2mmと非常に適切な組み合わせです。このような計算を行うことで、安全で快適なインチダウンが実現できるんですよ。

空気圧の設定値と管理方法

T33エクストレイルの適正空気圧は、タイヤサイズとグレードによって異なります。日産の公式仕様では以下のように設定されています。

適正空気圧一覧

・235/60R18：前輪 250kPa（2.5kgf/cm²）、後輪 230kPa（2.3kgf/cm²）
・235/55R19：前輪 250kPa（2.5kgf/cm²）、後輪 230kPa（2.3kgf/cm²）
・255/45R20：前輪 240kPa（2.4kgf/cm²）、後輪 220kPa（2.2kgf/cm²）

空気圧は月1回程度の定期的なチェックが推奨されます。特に気温の変化が大きい季節の変わり目には、空気圧の変動が大きくなるため、より頻繁なチェックが必要ですよ。

適正空気圧を維持することで、タイヤの偏摩耗防止、燃費向上、安全性の確保が実現できます。逆に空気圧が不適切だと、タイヤの寿命短縮や燃費悪化の原因となってしまいます。