こんにちは。カーレビューラボ、運営者のuzuraです。コンパクトカー選びで日産ノートとトヨタアクアのどっちを買うか迷っている方、多いんじゃないでしょうか。両車ともハイブリッド専用のコンパクトカーとして人気が高く、街乗りから高速道路まで快適に使える実力を持っています。
価格帯も200万円台前半からと手が届きやすく、燃費性能も優秀なこの2台ですが、実はハイブリッドシステムの仕組みや走行性能、室内空間の広さなど、細かく見ていくと結構違いがあるんです。e-POWERとハイブリッドという異なる技術を採用していることもあり、運転した時の感覚も全然違います。
今回の記事では、最新の2025年モデルをベースに両車を徹底比較していきます。価格や燃費、走行性能はもちろん、実際の使い勝手やグレード選びのポイントまで、購入前に知っておきたい情報を全て網羅していきますので、最後までお付き合いください。
- 日産ノートとトヨタアクアの基本スペックと価格の違い
- e-POWERとハイブリッドシステムの仕組みと特徴
- 燃費性能・走行性能・室内空間の実力比較
- ライフスタイル別のおすすめ車種と選び方
日産ノートとトヨタアクアはどっちが買い?徹底比較でおすすめを検証

コンパクトカー市場で常にトップ争いを繰り広げている日産ノートとトヨタアクア。まずは両車の基本的な特徴とハイブリッドシステムの違いから見ていきましょう。ここを理解しておくと、どっちが自分に合っているか判断しやすくなります。
日産ノートの特徴とe-POWERシステム
日産ノートは2020年12月にフルモデルチェンジし、2025年8月には改良版が登場しました。最大の特徴は第2世代のe-POWERシステムを全車に搭載していることです。このe-POWERというのは、エンジンは発電のみに使い、実際に車を動かすのは100%モーターという仕組みなんです。
つまり、走行感覚は電気自動車に近く、アクセルを踏んだ瞬間からモーターの大トルクを味わえるのが魅力です。エンジン排気量は1.2Lとコンパクトながら、モーター出力は116ps・280Nmと力強く、街中での発進加速は非常にスムーズです。
e-POWERの主な特徴
- エンジンは発電専用で、走行は100%モーター駆動
- アクセルレスポンスが抜群に良い
- 減速時のワンペダル操作が可能
- 静粛性が高く、エンジン音が気にならない
最新のノートはグレード展開も充実しており、Xグレードを中心にオプションで装備を追加していくスタイルになっています。価格は229.9万円からとなっており、プロパイロットなどの運転支援機能はオプション設定です。
トヨタアクアの特徴と最新ハイブリッド
トヨタアクアは2021年7月にフルモデルチェンジし、2025年9月にはハンマーヘッドデザインを採用した改良版が登場しました。アクアのハイブリッドシステムは、エンジンとモーターを状況に応じて使い分ける従来型のハイブリッド方式です。
ただし、2代目アクアでは世界初のバイポーラ型ニッケル水素電池を採用したことで、初代と比べて出力が約2倍に向上しています。これにより、モーターだけで走れる速度域が広がり、街中の大半をEV走行できるようになったんです。
エンジンは1.5L直列3気筒で91ps・120Nm、モーターは80ps・141Nmとなっており、全体的なパワー感はノートに近いバランスです。特筆すべきは燃費性能で、WLTCモードで最大35.8km/Lという驚異的な数値を実現しています。
アクアハイブリッドの主な特徴
- エンジンとモーターを状況に応じて使い分け
- バイポーラ型電池で出力が大幅向上
- EV走行できる速度域が広い
- 世界トップクラスの燃費性能
アクアの価格は214.6万円からとなっており、ノートより約15万円安い設定です。ただし、LEDヘッドライトや全車速追従式クルーズコントロールが標準装備されているため、装備内容を考えると実質的な価格差は小さくなります。詳しい情報はトヨタ公式サイトでも確認できます。
ハイブリッドシステムの違いが走りに与える影響
ノートのe-POWERとアクアのハイブリッド、この2つの最も大きな違いは「駆動方式」にあります。ノートは完全にモーター駆動なので、電気自動車のような瞬発力とスムーズな加速が特徴です。アクセルを踏んだ瞬間からグイッと前に出る感覚は、一度体験すると病みつきになります。
一方、アクアはエンジンとモーターを協調制御するため、高速道路などではエンジンの力も活用して効率よく走ります。このため、全体的な燃費性能ではアクアに軍配が上がるんです。街中ではモーター、高速ではエンジンとモーターの協調という使い分けが、優れた燃費に繋がっています。
両車の共通点と相違点まとめ
両車の共通点としては、5ナンバーサイズのコンパクトなボディ、優れた燃費性能、充実した安全装備が挙げられます。どちらも街乗りメインで使うには十分な性能を持っており、取り回しの良さも抜群です。
相違点は、駆動方式の違いから来る走行フィーリングと燃費性能、そして室内空間の広さです。ノートは室内長が2030mmと広く、後席の快適性が高いのが特徴。アクアは全高を低く抑えたことで、空力性能と燃費を優先した設計になっています。
日産ノートとトヨタアクア価格・燃費・性能比較でどっちがおすすめ?

ここからは具体的な数値を元に、価格や燃費、走行性能を詳しく比較していきます。カタログスペックだけでなく、実際の使用感や維持費の面からも見ていきますので、購入判断の参考にしてください。
グレード別価格比較と装備の違い
まずは気になる価格から見ていきましょう。ノートの主要グレードはXとX FOURの2つで、2WDが229.9万円、4WDが258.06万円となっています。90周年記念車もありますが、基本的にはこのXグレードにオプションを追加していくスタイルです。
| 車種 | グレード | 駆動方式 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 日産ノート | X | 2WD | 229.9万円 |
| 日産ノート | X FOUR | 4WD | 258.06万円 |
| トヨタアクア | X | 2WD | 214.6万円 |
| トヨタアクア | G | 2WD | 229.4万円 |
| トヨタアクア | Z | 2WD | 256.5万円 |
| トヨタアクア | X | E-Four | 234.4万円 |
一見するとアクアの方が15万円ほど安く見えますが、装備内容を見ると話は変わってきます。アクアは標準装備が充実しており、15インチアルミホイール、LEDヘッドライト、全車速追従式クルーズコントロールなどが最初から付いています。
ノートでこれらを揃えようとすると、各種オプションが必要になり、結果的にアクアのGグレード相当の装備にするには40万円以上の追加が必要です。特にプロパイロットを付けるには44.2万円のセットオプションが必須なので、この点は要注意です。
実燃費と燃費性能の真実
カタログ燃費ではアクアが圧倒的に有利です。WLTCモードでアクアは33.6〜35.8km/L、ノートは23.8〜28.4km/Lとなっており、約7km/Lの差があります。これは車両重量の差も影響していて、アクアが1080〜1130kgなのに対し、ノートは1190〜1220kgと約100kg重いんです。
実燃費の目安
実際のユーザーレポートによると、アクアの実燃費は市街地で25〜28km/L、高速道路で28〜32km/L程度。ノートは市街地で20〜23km/L、高速道路で23〜26km/L程度となっています。カタログ値との乖離はアクアの方が小さく、燃費性能の安定性が高いと言えます。
ただし、ノートは冬季の暖房使用時に燃費が落ちやすい傾向があります。e-POWERは暖房にエンジンの排熱を使うため、暖房を使うとエンジンの稼働時間が増えてしまうんです。一方、アクアはヒートポンプ式エアコンを採用しているグレードもあり、冬でも比較的燃費を維持しやすいです。
走行性能と乗り心地の違い
走行性能に関しては、それぞれ得意分野が異なります。ノートは低速域でのトルクが太く、街中での発進加速が非常にスムーズです。信号待ちからのスタートダッシュは、同クラスのコンパクトカーの中でもトップレベルの力強さを感じます。
アクアは全体的にバランスが良く、街中から高速道路まで安定した走りを見せてくれます。特に高速道路での巡航性能に優れており、エンジンとモーターの協調制御により、静かで燃費の良い走行が可能です。全高が低いこともあり、高速での安定感はアクアに軍配が上がります。
乗り心地については、アクアの方がやや上質です。GA-Bプラットフォームの恩恵で、細かい振動をよく吸収してくれますし、静粛性も高いレベルにあります。ノートも決して悪くはありませんが、モーター音が若干耳に入ってくることがあります。
室内空間と使い勝手の実力
室内空間に関しては、ノートの方が広々としています。室内長が2030mmあり、後席の膝前スペースに余裕があるため、大人4人でも快適に乗れます。室内高も1240mmと高く、頭上空間にゆとりがあるのもポイントです。
アクアは室内長1830mm、室内高1190mmとノートより小さめですが、それでも同クラスとしては十分な広さです。ただし、全高が低い分だけ乗降時に頭を下げる必要があり、後席の頭上スペースもやや窮屈に感じることがあります。
荷室容量はノートが340L、アクアが278Lとなっており、日常の買い物程度なら両車とも問題ありません。週末にアウトドア用品を積むような使い方を想定しているなら、ノートの方が使い勝手が良いかもしれません。詳しくは日産公式サイトでも確認できます。
日産ノートかトヨタアクアどっち買う?用途別おすすめの選び方

ここまで両車の特徴を詳しく見てきましたが、最終的にどっちを選ぶべきかは、あなたの使い方次第です。ライフスタイルや重視するポイント別に、おすすめの選び方を提案していきます。
燃費性能を最重視するならトヨタアクア
とにかく燃費を重視したい、ランニングコストを抑えたいという方には、トヨタアクアがおすすめです。WLTCモード35.8km/Lという燃費性能は、コンパクトカークラスではトップレベルで、年間の燃料費を考えると大きな差になります。
例えば、年間1万km走行すると仮定した場合、ノートの平均燃費を24km/L、アクアを32km/Lとすると、ノートはガソリン約417L、アクアは約313Lとなります。レギュラーガソリンを170円/Lとすると、年間で約17,680円の差が出る計算です。
アクアがおすすめな人
- とにかく燃費を重視したい
- 年間走行距離が多い
- 静かで安定した走りが好み
- 高速道路での移動が多い
- 維持費を抑えたい
また、アクアはトヨタブランドということもあり、リセールバリューが高い傾向にあります。3年後に売却することを考えても、アクアの方が有利な場合が多いです。装備も標準で充実しているため、追加オプションなしでも満足度の高い仕様になっています。
走りの楽しさと室内空間重視なら日産ノート
運転する楽しさを味わいたい、後席に人を乗せる機会が多いという方には、日産ノートがおすすめです。e-POWERならではの電気自動車的な加速フィーリングは、一度体験すると他のハイブリッド車には戻れないという声も多いんです。
特に街中での発進加速のスムーズさは秀逸で、信号の多い都市部での運転がストレスフリーになります。ワンペダル走行にも対応しており、アクセルを離すだけで減速できるため、ブレーキを踏む回数が格段に減ります。慣れてくると、この感覚が非常に快適なんです。
ノートがおすすめな人
- 運転する楽しさを重視したい
- 電気自動車的な走りを体験したい
- 後席に人を乗せる機会が多い
- 室内空間の広さを優先したい
- 荷物をたくさん積むことがある
室内空間の広さも見逃せないポイントで、ファミリーカーとして使うなら、ノートの方が快適性は高いです。特に小さなお子さんがいる家庭では、後席の広さは重要な判断材料になります。チャイルドシートを装着しても窮屈にならないのは大きなメリットです。
デザインと先進装備で選ぶポイント
デザインに関しては完全に好みの問題になりますが、ノートは洗練されたVモーショングリルとスリムなLEDヘッドライトが特徴的です。都会的でモダンな印象を与えるデザインは、幅広い年齢層から支持されています。
アクアは2025年の改良でハンマーヘッドデザインを採用し、より個性的なフロントマスクになりました。低く構えたスタイリングは空力性能を重視した結果で、スポーティな印象を与えます。好みが分かれるところですが、他のコンパクトカーとは一線を画すデザインです。
先進安全装備に関しては、アクアの方が充実しています。Toyota Safety Senseが全車標準装備で、右左折時の歩行者検知機能なども備わっています。ノートも360°セーフティアシストを標準装備していますが、プロパイロットなどの運転支援機能は高額なオプション設定になっている点が惜しいところです。
維持費とトータルコストで考える
長期的な視点で考えると、維持費の違いも重要です。燃料費については既に触れましたが、メンテナンス費用や税金面でも違いがあります。両車とも自動車税は同じですが、燃費性能の差が年間コストに影響してきます。
| 項目 | 日産ノート | トヨタアクア |
|---|---|---|
| 年間燃料費(1万km) | 約70,800円 | 約53,100円 |
| 自動車税 | 30,500円 | 30,500円 |
| 車検費用(目安) | 約80,000円 | 約75,000円 |
| 3年間の総維持費 | 約303,900円 | 約250,800円 |
3年間のトータルコストで見ると、アクアの方が約5万円ほど安くなる計算です。ただし、これは走行距離や使用状況によって変わってくるため、あくまで目安として考えてください。走行距離が少ない方や、街乗りメインの方は、この差はもっと小さくなります。
購入前の注意点
両車ともハイブリッド専用車のため、ガソリン車と比べてバッテリー交換のコストがかかる可能性があります。ただし、保証期間内であれば無償交換の対象になることも多いです。詳しい保証内容については、各メーカーの公式サイトやディーラーで必ず確認してください。
グレード選びの最終アドバイス
ノートを選ぶ場合は、Xグレードをベースに必要なオプションを追加していくのが基本です。プロパイロットが必要なら44.2万円のセットオプションが必須になるため、総額は270万円を超えてきます。装備を最小限にして価格を抑えたいなら、ベースグレードで十分な実力があります。
アクアを選ぶ場合は、Gグレードが最もバランスが良いです。価格は229.4万円で、必要な装備が揃っており、コストパフォーマンスに優れています。より燃費性能を求めるならXグレード、装備の充実を求めるならZグレードという選択になります。
最終的には、試乗して実際の走行フィーリングを確かめることが大切です。カタログスペックでは分からない、乗り心地やアクセルレスポンス、視界の良さなど、体感してみないと分からない部分も多いですから。両車ともディーラーで試乗車が用意されているので、ぜひ乗り比べてみてください。
まとめ:あなたに合った一台を選ぼう
日産ノートとトヨタアクア、どちらも優れたコンパクトハイブリッドカーです。燃費性能を最優先するならアクア、走りの楽しさと室内空間を重視するならノートという選択が基本になります。
価格面では、装備内容を揃えるとほぼ同等になりますが、アクアの方が標準装備が充実している分、お得感があります。維持費も含めたトータルコストではアクアが有利ですが、その差は年間2万円程度なので、決定的な差とは言えません。
重要なのは、あなたのライフスタイルと価値観に合った車を選ぶことです。毎日の通勤で使うのか、週末のドライブがメインなのか、家族で乗る機会が多いのか、こうした使い方によって最適な選択は変わってきます。
この記事で紹介した情報を参考に、ぜひディーラーで実車を見て、試乗して、あなたにぴったりの一台を見つけてください。どちらを選んでも、満足度の高いカーライフが送れることは間違いありません。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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